外国人観光客(インバウンド)増加などを踏まえ観光振興と地域活性化を図ろうと愛媛経済同友会(本田元広・薬師神績代表幹事)は8日、松山市の中心市街地と道後地区が連携して誘客の流れをつくることなどを盛り込んだ二つの提言書を市に提出した。
提言書は同友会の中予振興、国際交流の両委員会がそれぞれまとめた。
中予振興委は中心市街地の活性化を目指し、新たな誘客ターゲットをインバウンドを含めた観光客に絞り、消費拡大を図るための施策検討を要望。道後の観光客を市中心部へ誘客するため、バス発着スペースや憩いの空間、免税手続き一括カウンターの整備に取り組むことなど4項目を提案している。